スパイクマン自身のまえがき
原稿は、決して「すべて終わった」（“all done”）のではないように思われます。それらは、いつももう少し最後の仕上げを求めます。しかしながら、最後的に、人は、単純にペンを置き、印刷に付されます。というのは、この計画にとって、今や、その時が来たからです。
最初から、わたしは、教義学についてのこの手引き書の作成を、１９８０年代のわたしの主な計画として思い描きました。今や、研究と執筆のその１０年間を振り返って、わたしは、助けの手を差し伸べてくれた多くの方々に感謝を表したいと思います。カルビン神学校の図書館員の方々に、提供された優れた奉仕に対して「自由大学」（“the Free”）に、そのような企てに必要なまとまった時間を作ってくれた長期休暇と縮小してくれた大学の仕事に、原稿を注意深く読んでくれたドルト大学のジョン・C・ファンダー（John C.Vander of Dort College）、特にこの原稿の多数の草稿を処理することに対する絶え間ない忍耐と専門知識と心のこもった精神のドンナ・クイスト（Donna Quist）とエステル（Esther）に感謝します。また、この計画の浮き沈みを共有してくれたわたしの妻、エレノア（Elenor）に、いつものようにありがとう！
この著作が神学的な理念の市場に参入しているので、その中で、この著作が良いものであることが証明されても、父の止むことのない支え、学校には通っていませんが神学的な敏感さ、そしてこの「改革派教義学を始めるための新しい範例」（this “new paradigma for doing dogmatics“）の完成に貢献した父の活発な関心を知って、わたしは、父アルバート（Albert）の記念にこの著作を献げます。
１９９１年秋
ゴードン・Ｊ・スパイクマン