「 岡山便り」第１２号　２０１０年６月４日

ウェストミンスター信仰告白の解説、ついに完成！！

新緑がきれいですね。６月に入り、気候も暑くなり、衣替えもしました。読者の皆様、お元気でしょうか。わたしは、今年は２月、３月は、前号に記したように、人生における最低の体調、最低の体力で、体はやせ、立って歩くのもヨロヨロし、家で寝てばかりしていました。でも、４月からようやく回復の兆しが見え始め、４
５月と回復著しく、うれしくてたまりません。

　何を食べてもおししいし、量もたくさん食べられ、体重は日々増え、近くの運動公園を散歩し、歩けるのがうれしくてたまりません。我が家の柿の木も葉が茂り、小さな青い実がつき始めました。今年の秋に、また、おいしい柿がなるでしょう。

　また、２月、３月は、聖書以外は読めませんでした。しかも、ベッドで寝て読む有様でしたが、４月からは机に向かって、聖書を読み、祈り、さらに、ウェストミンスター信仰告白第１９章の「神の律法について」で中断していたウェストミンスター信仰告白の解説も再開でき、毎日の楽しみとなりました。本当にうれしく飛び上がりたい気持ちです。

　こうして、ウェストミンスター信仰告白の解説と運動公園での散歩が、４月、５月の日課のようになりました。おかげで、ウェストミンスター信仰告白の解説が、面白いように進み、ついに先日一応完成しました。もう少し手を入れて、出版できればと願っています。ただし、出版資金はなし、出版社にコネもなしで、どなたかいいお知恵を貸していただければありがたいです。

　ウェストミンスター信仰告白の解説を書こうと思ってから３度目で書けました。第１回目は、東部中会６ヵ年計画で、中堅教師が手分けして、信徒用テキストを作ることになり、わたしはもうひとりの教師と２人で、ウェストミンスター信仰告白の解説を書くことになっていましたが、そのとき、わたしは、中会議長になり、また、その他超多忙で書けず、中会に迷惑をかけ申しわけなく思いました。ウェストミンスター信仰告白の註解書・解説書など１０冊ほど実際に読みましたが、超多忙で時間が取れなかったことと、ウェストミンスター信仰告白は実際解説を書き始めるとなると相当難しいということを感じていたからです。ちょっとやそっとの準備では、とても書けないと思いまた。

　ウェストミンスター信仰告白の解説を書こうと思った第２回目は、改革派神学研修所で実際に、ウェストミンスター信仰告白の解説の講義をしていたときです。それをテープに取っていたので、信徒の方々にテープおこしをしていただいて、本にするという考えでした。講義テープは第１章から第３３章まで全部ありますが、テープおこしをしていただいたのは２０本ほどでした。

　でも、起こしたものがそのまま本にはなれず、話し言葉を書き言葉に直したりなどの作業をしなければならず、超多忙の中では、無理でした。テープおこしをしてくださった方々には、薄謝しか差し上げられず、申し訳なく思いました。

　そして、ウェストミンスター信仰告白の解説を書こうと思った第３回目は引退してからです。健康がもたず、５年は早く引退させていただきましたが、健康と体力の様子を見ながら、少しずつウェストミンスター信仰告白の解説を、ホームページの「佐々木稔　神学全集　説教と神学」に書き始めました。以前に、改革派神学研修所でのウェストミンスター信仰の解説をした講義録（第１章から第３３章までの全部）また、南浦和教会で毎年宗教改革記念主日に配付したウェストミンスター信仰告白に関する文書（第１章から第１０章まで）、また、南浦和教会で毎月１回祈祷会でウェストミンスター信仰告白を１節づつ解説した原稿（第１章から第２８章まで）を土台にして書きました。

　また、わたしは、ウェストミンスター信仰基準については、研修所での解説講義や教会祈祷会での解説の他にも、大会役員修養会や研修所夜間神学講座や、その他いろいろな機会で、講演したり、お話したり、書いたりして、ウェストミンスター信仰告白に関することをたくさんしてきたので、それらがすべて背景となっています。ウェストミンスター信仰告白を自分なりに勉強してきて本当によかったと思っています。

　このウェストミンスター信仰告白の解説をいろいろな仕方で、お役に立てていただければ感謝です。目下、参考文献をまとめていますので、完成次第掲載したいと思います。これから、勉強する人々の参考にもなると思います。なお、わたしは、若いときから、信条に関する文献や資料を、自分なりに集めてきましたが、引退し、引っ越すときの、蔵書の整理で、処分したものもたくさんあります。そのため、著者と本の名前を覚えていますが、出版社と出版年代がわからないものもありますが、ご了承ください。

　日本キリスト改革派教会は、神の恵みにより、創立以来７０周年を目指して進んでいますが、これからも、自分たちの信仰的立場であるウェストミンスター信仰基準をみんなでよく親しみ学んで、聖書に立つ改革派信仰を確信し、日本において、よい教会を建てていきたいと思います。

　家内も元気にしています。毎日、孫たちの世話で忙しくしています。ところで、我が家に庭にはみかんの木もあります。昨年は、まったく実がならなかったのですが、家内が肥料をやりました。そうしたら、今年は、花が咲きましたので、実がなるかもしれません。昨年大家さんに聞いたところ、みかんは一度も実がなったことがないということでした。今年はみかんが食べられるかと夫婦で楽しみにしています。デシカメで撮りましたので載せました。



「岡山便り」第１３号は、７月５日に更新予定です。お楽しみに。

我が家のみかんの花