「 岡山便り」第１３号　２０１０年７月６日

「２度目の夏を迎えます」

　７月に入り、暑くなってきましたが、わたしも家内も元気にして日々過ごしています。マーケットに行きますと、桃やぶどうなどが出始めました。また、おいしい桃やぶどうが食べられる時期となり楽しみです。桃もいくつか種類があります。白桃、黄桃、ぶどうも、巨峰、マスカット、ピオーネなどいろいろあります。わたしは、ピオーネが一番好きです。思い出すだけでも、よだれがでそうです。楽しみです。

岡山は本当にフルーツ王国です。わたしと家内は、カナンの地のおいいしい産物になぞらえて、また、カナンの地のおいいしい産物が食べられるねと話しています（申命記８：１−１０）。

早いもので２回目の夏になります。昨年は、夏が終わり、１０月に骨折して入院、そして、今年の２月に胆のう摘出手術をしまして、３月末までは、本当に大変でした。でも、神はかつて、伝道者エパフロデトを憐れんでいやしたように（フィリピ２：２７）、わたしを憐れんでいやしてくださり、感謝しています。
　４月から、ぐんぐん回復し、今では体重も以前の体重の６７．５キロを超えてしまいました。７０キロを超えないように気をつけています。家内からメタボにならにように言われています。

　何でもおいしく食べられるようになり、体重も増えたことで、体調もよくなってきました。そこで、中断していた説教奉仕も再開しました。６月第３主日に、岡山教会で数カ月ぶりで説教させていただきました。なお、７月、８月は、神学生が夏期伝道で来てくださるので、わたしの奉仕は、聖餐式になります。７月５日も聖餐式の奉仕をさせていただきました。

　また、わたしのホームページ「佐々木稔　キリスト教全集　説教と神学」執筆も再開しました。あれもこれもと分散しないで、ウェストミンスター信仰告白解説に集中しました。おもしろいように筆が進み、どんどん書けまして、ついに書き終わり、ウェストミンスター信仰告白の解説が完了し、うれしくてたまりません。ぜひ、本にして、多くの人々に読んでいただければと思っています。
　第１章「聖書について」から第３３章「最後の審判について」までの解説が本当に終わるなどとは、夢のようです。Ｂ５判で３２０枚ほどになります。もちろん、パソコンで打ちました。

　ウェストミンスター信仰告白解説の件が一件落着したら、今度は、ウェストミンスター信仰告白について、これまで、わたしが講演したり、書いたりなどしたものをまとめて１冊の本にしたいと思っています。こうしておけば、読みやすいし、継承もできるでしょう。
　ウェストミンスター信仰告白（基準）について講演したり、書いたりしたものは、南浦和教会内に配付した小さな文章もものまで含めると、大小２６ぐらいあります。随分あるなと思います。それらのうちから大きなものだけでもまとめて１冊にしておきたいと思います。そうすれば、散逸しないで、人々は読めるでしょう。また、ホームページに掲載しますので、楽しみにしていてください。

　なお、わたしたちは、７月２０日引っ越しをします。娘の家に歩いて行ける距離のところに引っ越します。その方がいろいろ便利なので、そうすることにしました。電話やメールアドレスは変わりません。

　家内は、今の家から引っ越すことに心残りがあると言っています。それは、柿の木です。家内が肥料をあげて実をつけた柿の木が、今年は昨年以上にもう小さな実をいっぱいつけています。とても美味しい柿です。この柿が実るのを見られなくなるし、もちろん、食べられなくなるので、残念がっています。そこで、それなら、実がなったときにもらいに来ようかとわたしが言って、二人で笑っています。

　でも、また、引越したら、そちらでまた何かいいことが待っているかもしれません。神さまが何かよいものを準備していてくださるのでしょう。

次回の「岡山だより」は、８月５日に掲載予定です。