「 岡山便り」第１４号　２０１０年８月６日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　転居しました

　昨年4月から1年４ヶ月にわたり住んできたところから、７月２０日に引越しをしました。これまで住んでいたところから遠くに引っ越したわけではありませんが、今度は、娘の家に行くのに歩いていける近さになりました。また、これまでは、2階建てでしたが、わたしが右足を骨折してからは、2階は上り降りに気を使うので、今度は平屋の家を借りました。

　岡山市は、名前の通り、丘や小さい山がところどころに町の中にまで張り出している感じですが、今度のところは、岡山大学のそばの小さな山のふもとの近いところにあります。岡山市の北部です。

　とても静かな住宅街です。学生を対象とした単身者マンションやアパートもたくさんあります。ただし、これまでは、歩いて大きなスーパーに買い物に行けましたが、今度は、逆に自転車か車でないと行けなくなりました。また、これまでよく散歩していた岡山県総合運動公園からも遠くなって行けなくなり、これは残念です。でも、散歩はどこでもできるのでと思っています。実際、新しく引っ越してきた地域をよく散歩しています。家は、2階がない分、狭くなりました。

引っ越して2週間ほどになりますが、全体として、わたしも家内も気に入って暮らしています。主は、わたしたちの現状に合う住まいを備えてくださったと感謝しています。暑いときの引越しで大変でしたが、少しずつ落ち着きつつあります。

　岡山に来て気がついたのですが、草花がとてもきれいです。道端にも小さい花がいろいろよく咲いているのですが、とてもきれいで、初めてみる草花もたくさんあり、この花は何という名前だろうとよく家内と話し合っています。「栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどに着飾ってはいなかった」（マタイ６：２９）というイエス様の御言葉を思い出し、神をほめたたえています。

それにしても、今年は、メチャ暑いですね。体感温度でも昨年と比べ物になりませんね。それゆえ、日中の一番暑いときは、外に出ず、家で、クーラーを入れて静かに休んでいます。

若いときは、暑い夏が大好きで、夏が来ると「俺の季節が来た」と家内に言い、クーラーがまだほとんどない時代、ねじり鉢巻で、説教の準備をしていたことを懐かしく思い出します。今は、気持ちは若いつもりでも、体がついてきません。熱中症にならないようにしています。

家内も元気にしています。暑い中、あまり動けないわたしに代わって、引越しとその後の片づけをしました。また、今も、必要なものを買ってきては取り付けたりしています。

わたしのホームページ「佐々木稔　キリスト教全集　説教と神学」も、掲載内容が少しずつ増えています。ウェストミンスター信仰告白の解説も終わりましたが、それとともに、ウェストミンスター信仰告白についてこれまで講演したり書いたりしたものを「ウェストミンスター信仰告白の研究」と題して、約２０まとめて掲載しました。

わたしの足の骨折のため中断していたベルクーワの「人間：神のかたち」の最終章の第10章の紹介も載せました。今、その解説も作成中ですので、近日中に載せられると思います。載せたいものは、たくさんありますが、詰めてやると疲れるので、少しずつ載せていきたいと思います。

　今年の夏は、気分転換のため、一泊二日ほどの小旅行を行いたいと願って、家内と相談しています。わたしの今の体力では、疲れて、遠出はとてもできないので、ごく近いところに行きたいと思っています。

　娘の家では、孫たちがゴーヤのグリーンカーテンを作りました。娘一家は今留守なので、わたしか家内が毎日夕方水をやります。ゴーヤの成長は速く、1日１０センチ近くも伸び、葉を出し、広がっていきます。そして、ある時期が来ると、毎日数個の実を実らせますので、収穫して、家内が食べています。わたしは、苦味があるのでほとんど食べません。デジカメで撮りましたので載せます。合わせて道端のきれいな花も載せておきます。

（「岡山便り」第１５号は、９月５日に更新予定です。お楽しみに。）