「 岡山便り」第１８号　２０１０年１２月７日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　きれいな紅葉を見ました

　今年も１２月に入り、岡山での２度目のクリスマスを目指して元気に歩んでいます。昨年のこの時期を思うと夢のようです。昨年の今は、わたしが右足の大腿骨を骨折して手術し、入院し、リハビリに励んでいるときでした。

そして、クリスマスの説教とキャンドル・サービスのメッセージをお引き受けしていましたので、病院のベッドでパソコン打って、説教とメッセージを準備しているような状態でした。そして、主の日には、松葉杖をついて、病院から教会へ通いました。でも、クリスマスの説教とキャンドル・サービスの奉仕は、神から無事に守られ、祝福され、感謝でした。

　あれからもう一年経ちます、足も治り、普通に歩いています。普通に歩けるということは何でもないことのようですが、ありがたいことなのですね。聖書の中で、足が悪くて歩けない人が、イエス様や使徒たちにより、癒されたときの感謝や喜びが伝わってくるような思いをしています。

　今年も、クリスマス説教とキャンドル・サービスのメッセージを依頼されていますので、準備中です。講壇から、み言葉の説きあかしとしての説教ができることは神の大きな恵みです。説教は毎月２回奉仕しています。

　ホームページの「佐々木稔　キリスト教全集　説教と神学」も、結構かたちがととのってきました。「ウェストミンスター信仰告白」の解説、「ウェストミンスター信仰告白の研究」、「改革派神学」などを執筆・掲載しました。本として出版できればうれしいのですが・・・。目下、オランダ改革派のベルクーワ先生の「教義学研究シリーズ」（全１４巻）の紹介・解説に入りました。楽しみにして、紹介・解説しています。ベルクーワ先生の本を読みながら紹介・解説していますと、まるで、わたしがオランダのアムステルダム自由大学神学部に留学して、ベルクーワ先生から直接講義を受けているような親しさと近さを感じるから不思議です。若いときからベルクーワ先生の神学に取り組んできたからでしょう。

　１０月２３日の勤労感謝の日のお休みには、家内と高梁（たかはし）市に紅葉を見に行ってきました。岡山県の山間部の地方都市で、高梁川の両側に沿って町が広がっている感じの地域です。岡山市から１時間程度の山を越えたところですが、途中、赤や黄色の山の紅葉がとてもきれいでした。見晴台もあり、そこからデジカメで写真を撮りました。添付します。

また、高梁市は、アメリカからの宣教師により明治１２年という早いときから伝道がなされた地域で、明治２２年に建てられた百年以上も経つ古い木造の教会があり、現在も使われていますが、県の重要文化財にも指定されています。岡山県で一番古い会堂です。それも見てきました。こんな山間部の地方都市にも教会があり、聖書が教える真の神を信じて礼拝しながら喜んで生きている人々がいることを思って、とても不思議な気持ちになり、また、うれしくなりました。どこで暮らしても、神を信じて救われて生きることは、素晴らしいことです。

　また、わたしは、健康の維持・増進のため、家にこもらないようにするため、毎日一度は外に出るようにしています。家内とスーパーに買い物に行ったり、自分一人でも自転車でスーパーに行ったり、あるいは、散歩したりしています。

また、なるべく、体を動かすため、家の仕事も意識的にいろいろするようにしています。家の中で軽い体操もします。

　散歩しているときに、いろいろな植物や花を見ます。わたしがこれまで見たことがない植物や花も結構あります。先日、大きな黄色い花がちょうちんのようにたくさん垂れ下がっている花を見て、びっくりしました。まったく初めて見る花ですので、デジカメで写真を撮りました。これも添付します。

　また、白鷺も折々に見かけます。近くの用水路でえさをついばむ姿を見るのですが、なかなか写真に取れません。持っている携帯電話の写メで撮ろうとおもうのですが、気づかれて飛び去られてしまいます。そのうちにぜひうまく撮りたいと思っています。

　家内は、１1月３日の高松教会で行われた北四国連合婦人会に初めて出席しました。久しぶりに会えた方々もいて楽しかったようです。昨年も四国中会連合婦人会に出席する予定でしたが、わたしが直前に足を骨折し、手術・入院しましたので、わたしの看病のため出席できませんでした。でも、今年は何事ともなく、予定通り出席でき、喜んでいました。家内も四国中会の立派な（？）会員となりました。

まもなくクリスマスですが、読者の皆様もよいクリスマスをお迎えください。神さまからの祝福をお祈りいたします。

　　　　　（次回の「岡山便り」は、２０１１年１月５日に掲載予定です。お楽しみに。）