「岡山便り」第８６号

　　　　　　　　　「ホーム・ページの新しい設定」

　２週間ほど前に、ホーム・ページに掲載している「バーフィンク著　改革派教義学−その方法論の紹介と解説−」（Herman Bavinck:Gerformeerde Dogmatiek−オランダ語原書による紹介と解説−）の更新として、「第１８節−宗教的・経験主義的方法」を載せようとしていて、わたしは、うっかりして、手順のミスをしてしまいました。

　すると、更新する新しいページの転送ができなくなりました。さらに、サイトそのものが、開かなくなってしまいました。これは、困ったと思い、わたしの知っている限りでの、修復作業をしてみましたが、修復できませんでした。

　わたしは、正直、困ってしまいました。ホーム・ページ上での執筆、そして、執筆が終了したものは、自費主出版して、関係者の方々に寄贈することが、わたしのなすべき使命と受け止めて、行っているのに、ホーム・ページ上での執筆ができなくなったら、どうしようと困惑しました。

　もちろん、ホーム・ページのソフトを購入し、新しく、ホーム・ページを立ち上げればよいのですが、パソコンそのものの知識の少ないわたしに、とても、多くの手順と過程を経るそのような緻密で、細かい作業は、できるはずがありません。

　それなら、いっそ、ここで、もうホーム・ページ上での執筆活動は終わりにして、今後は、パソコンで、原稿を打って、著作にして、自費出版をしていくかたちにすることも考えました。でも、それだと、ホーム・ページで、わたしの著作を読んでいる方々は、新しい著作を読めないことになるし、それは困ると思いました。

　また、ホーム・ページ上での執筆活動と自費出版は、引退後のわたしが、神から与えられた使命であり、具体的な仕事であると受けとめて、行ってきたのに、ここで、それが終わりになることは、正直、わたしの具体的な生きがいがなくなるとさえ感じられました。

　そこで、わたしは、わたしのホーム・ページ「佐々木稔　キリスト教全集　説教と神学」そのものを、７年前に、立ち上げてくれた家内に診てもらい、修複作業をしてもらいました。しかし、その家内も、修復できませんでした。そのとき、家内が、「この場合は、ホーム・ページの接続をするサーバー会社に電話をして、電話で修復の手順を教えてもらいながら、修復するのがベストね」とアドバイスをしてくれました。

　そこで、わたしは、そのアドバイスになるほどと思い、次の日、サーバーに電話をしました。電話は混んでいて、しばらく待ちましたが、わたしのホーム・ページの不具合を話ました。また、同時に、現在、わたしが使用しているサーバーのホーム・ページ欄は、９月末に終了して、１０月から新しいホーム・ページ欄に移行することになっており、わたしも、その通知をすでに受けていて、近いうちに、移行の手続きをしなければと思っていました。そのことも、電話に出てくださったサーバーの会社の方に、お伝えしました。

　すると、どうでしょう。電話に出てくださったサーバーの会社の方は、わたしのホーム・ページの不具合と新しいホーム・ページ欄への移行の両方の手順を丁寧に教えてくださると共に、必要な手順を、先方で、どんどんしてくれました。その手順の正確なこと、早いことに、わたしは、驚嘆しました。みるみるうちに、わたしのホーム・ページが修復され、さらに、新しいホーム・ページ欄に移行していったのです。わたしは、正直、本当に驚きました。プロのすごさ、専門家の高度なスキルに、わたしは圧倒され、感服しました。わたしのホーム・ページは完全に直りました。そして、１０月からの新しいホーム・ページ欄への移行手続きも完了したのです！

　これで、また、これまで同様、ホーム・ページ上での執筆と自費出版が続けられます。本当にうれしいです。喜びです。神の恵みとして、心から感謝しました。そして、実際に、早速、バーフィンクの「第１８節−宗教的・経験主義的方法」を、更新として載せました。

　なお、わたしの新しい３冊の著作の原稿が全部揃いましたので、製本業者に、表紙づけを依頼してきました。新しい３冊は、「ベルクーワ　神学の半世紀−その動向と動機−」、「旧約聖書からの説教（上巻）」、「旧約聖書からの説教（下巻）」の３冊です。今月中には、表紙づけも終わることでしょう。そうしたら、９月には、自費出版できることでしょう。関係者の方々に、また、寄贈したいと思っています。これで、２８冊目の自費出版になります。「キリスト教全集」ですから、まだまだ出版は続きます。これもまた、神の恵みと、心から感謝しています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次回「岡山便り」は９月５日更新予定