今回は、我が家の近くの半田山土砂崩れのその後について記します。前回の「岡山便り」（第１１０号）にも書きましたが、７月の西日本集中豪雨で、我が家の近くの小さな山である半田山土で砂崩れあり、２個所崩れました。我が家に近い方がより大きな土砂崩れになっていますが、その半田山は、岡山大学農学部の演習林ということで、岡山大学が所有者す。

　そして、土砂崩れ後、岡山大学から回覧板が回り、土砂崩れについては各自気をつけてくださいというような内容の回覧版でした。それで、わたしも家内も、そのままにして置くのは、雨が降るたび不安になるねと話し合っていました。

　しかし、８月に入りましたとき、土砂崩れの場所に重機が２台入り、さらに、その後、もう１台が入り、３台で作業を行い、雨が降っても土砂崩れがおきないような仮復旧の工事が始まりました。そして、再度、岡山大学から回覧板が回り、８月末には、我が家により近い方の土砂崩れの仮復旧が終わり、９月末には我が家により遠い方の土砂崩れの仮復旧工事が終わると書かれていて、近所の人々と共に、一応安心しました。ただし、諸都合により、８月末の仮復旧工事は、まだ未完で、現在も毎日行っています。

　なお、仮復旧で、雨が降っても完全に土砂崩れが起こらないようになるのかどうかと思いますが、一応、わたしも家内も安心しました。

　ところが、８月末、今度は、台風２０号が上陸し、四国を抜けて、岡山を直撃するというニュースがテレビで流れ、台風の雨量は前回、土砂崩れを起こした西日本集中豪雨量と同じ多さになるとの予報で、早めの避難準備が繰り返し呼びかけられました。そのため、わたしと家内も、万が一のことを考え、いざという場合に備えて、最小限の荷物をまとめておきました。

　でも、台風２０号は岡山直撃のコースを右にそれて、和歌山県から兵庫県に向かい、雨は大雨でなくて済み、皆がほっとしました。というわけで、今年の夏は、異常な暑さと西日本集中豪雨と半田山の土砂崩れの夏となりました。そして、過日、８月最後の礼拝に出席し、もう９月となりました。

　すると、また、今度は、今日、今、台風２１号が来ています。２１号は、これまでの今年のどの台風よりも大型で、超強力で、強風と豪雨に最大限の注意をするようにと、テレビのニュースで繰り返し呼びかけています。岡山県も暴風圏に入り、皆が備えるように地元のテレビでも繰り返し呼びかけています。我が家も、強風でものが飛ばないように片づけをしました。また、家内は、今日、買い物に出なくてもよいように昨日、必要なものを全部買っておきました。小学校、中学校、高校はみな臨時休校となりました。電車関係も運休となっています。今、外は風が吹き、かなり雨が降っていますが、わたしも家内も家の中で、台風が通過するのを待っているような状況です。わたしは、台風２１号のさ中で（９月４日午後）、今、「岡山便り」を書いています。

　ホームページ関係ですが、今は、「ローマの信徒への手紙説教集」の自費出版の準備中です。どのくらいのページ数になるのかを計算しましたら、５６０ページぐらいになりそうです。１巻では無理なので、上巻・下巻の２巻になると思います。まだ準備を始めたばかりで、完成するまでには、時間がかかりますが、よいものができればと願っています。

（追記：台風２１号は、徳島県から兵庫県・大阪府に抜けましたので、岡山県では大きな被害はなかった　　　　ようです。）

　　　　　　　　　　　　　（次回「岡山便り」は１０月５日更新予定）