　岡山では、しばらくの間、２０人程度で止まっていましたが、あるときから毎日、感染者が出て、９０人ほどになりました。コロナの感染力の強さを思い知らされる気がしています。また、わたしも家内も、後期高齢者なので、感染したら重症化するだろうねと話し合っていて、自分ができること、すなわち、３密をしないことに日々心がけています。

　そのため、必要以外の外出は、めっきりしなくなりました。食料を買うため、スーパには行きます。また、日用品を買いに、ホーム・センターには行きます。また、感染予防をして、礼拝には行きますが、それ以外の外出は、ほとんどなくなりました。以前は、折々に、息抜きに外出して、家内と食事をしましたが、今は避けています。

　また、例年ですと、夏には、家内と２人で、２泊３日の旅行を気分転換、休息のため行っていましたが、今年は中止しまして、家にいることにしました。ワクチンとよい薬が早くできて、役に立つようにと願っています。コロナは、当分、続くように思われますので、対応をしながら、歩みをしたいと、家内と話し合っています。

　ホーム・ページ関係では、先日、次のようなことがありました。ホーム・ページを介して、ある方から１０数年ぶりに連絡をいただきました。その方は、わたしが、現職のとき奉仕していた教会の会員の方でしたが、あるとき他教会へ転出しましたので、その後の状況については、知りませんでした。ところが、その方は、過日、たまたまわたしのホーム・ページを見まして、わたしが引退して、岡山で暮らしていることを知り、驚いて連絡をくれました。というのは、その方は、わたしが、大病したことまでは知っているのですが、転出したので、その後のことを知りませんで、佐々木牧師は、大病後、どうしているのかと案じていたそうです。ところが、ホーム・ページで、大病から回復し、さらに牧師の働きをした後、引退して、岡山に転居し、元気にして、ホーム・ページ上での執筆と出版に励んでいることを知り、とても安心したということでした。それで、連絡をくれました。また、わたしも、その方とご家族の方々が皆お元気にしていることを知り、とてもうれしく思い、返事を送りました。まじわりにあった方が、元気に暮らしていることを知ることは、大きな喜びです。

　さて、「M.スミス：組織神学－その紹介と解説－」の方は、原稿執筆は終わり、全４巻で自費出版するつもりですが、目下、原稿の見直しや誤字・脱字の訂正、その他の作業をしています。実際に、出版するまでには、時間がかかりそうです。

　「スパイクマン：宗教改革的神学　教義学をするための新しい範例‐その紹介と解説－」の執筆も進んでいます。目下、第２部第２章「人間学」に入りました。近代・現代の神学と対話し、対決しながら、聖書の教理を表明していく仕方で、とても興味深く執筆しています。

　暑い８月も、元気にして、乗り切りたいと思います。

　　　　　　　　　　　（次回「岡山だより」は、９月５日更新予定です）