「岡山便り」第１３４号

　今年の８月は、本当に暑い夏でした。岡山県の気温が高かったなどと報道されることは、これまでほとんどなかったようですが、今年は、例年と異なり、岡山も全国的に気温が高いところとして報道されました。特に、地理的には岡山県の中央部の盆地の高梁市では、３５度以上の日が２０数日続いて、日本記録となりました。

　９月に入りましたが、今度は、台風シーズンで、今週末は、岡山県も暴風雨圏内に入るということで、警戒するように呼びかけられています。コロナあり、酷暑あり、台風ありで、さらに、インフルエンザが出て来るようで、すごい一年になるようです。

　コロナのことがあるので、不急不要以外の用事以外は、外に出ないで家にいます。気分転換に外で食事をしたり、旅行をしたりしたいねと家内と話し合っていますが、コロナが怖いのでそれもできません。わたしも家内も後期高齢者ですので、感染したらと思うと、慎重になります。コロナが早く収束するように願っています。またワクチンとよい薬が早く作られればと願っています。

　ホーム・ページ関係では、「G.J.スパイクマン：宗教改革的神学‐教義学をするための新しい範例−」の執筆も順調に進んでいます。４割程度が終った感じです。かなり難しい神学書ですが、紹介（全訳）と解説されれば、改革派教会にとって、神学的力になると、わたしは確信しています。

　今、フランス語の文献を読んでいます。フランス語のエルサレム聖書に掲載されている聖書学の幾つかの論文です。現職で説教するとき、説教の個所のテキストや脚注は読んだりしていたのですが、掲載されている論文までは読んでいませんでした。そこで、この際、読んでみようと思い、目下、LES EPITRES DE SAINT PAUL（パウロ書簡）を読んでいます。パウロの生涯、そして、パウロの１３の手紙についての解説が載っています。いつ、どこで、どのような状況で書かれたか、文体はどうか、内容と神学的特色は何かなどが論じられています。

　早く、涼しい秋になってほしいものです。

　　　　　　　　　　　　　（次回「岡山便り」は、１０月５日更新予定）