　一年のうちで一番寒いと追われる２月も終わりました。２月の話題は、コロナと共に北京オリンピックでした。わたしもテレビで見ました。メダルを取れるであろうと思われていた人が取れなかったり、一人で複数のメダルを取ったりなど、いろいろなドラマがありました。オリンピックに出るだけでも大変なのに、さらにメダルを取ることは本当にすごいなと思います。特に、女子のカーリングは、興味深く見ました。準決勝で敗退と思われましたが、ある国が負けたため決勝進出となり、銀メダルを取りました。４５メートル先の小さくしか見えないストーンを目指して、よく計算して押し出せるなと感心します。一体、どれだけ練習したのだろうかと思います。

　楽しく見ていたオリンピックが終わり、今度はパラリンピックが始まろうとしていたのに、ロシアのウクライナ軍事侵攻には驚きました。また、軍事侵攻によりウクライナの人々が爆弾とミサイルに恐れおののいている姿、子どもたちが泣き叫んでる姿、子どもを含んだ死者の数の発表、建物がミサイルで破壊される姿を映像で見るたびに胸が痛みます。一日も早く平和裏に解決するように祈って止みません。この世界にはいろいろなことが起こりますが、わたしたちは、神の民として何事があっても神を礼拝しながら歩みをしていきたいと思います。

スパイクマンの「宗教改革的神学－教義学をするための新しい範例－」の自費出版の準備をしてきましたが、４月中に完成、寄贈ができる見通しとなり、喜んでいます。

　次は、ルーニアの名著「カール・バルトの聖書の教理－その紹介と解説－」の自費出版準備に入りたいと思います。もうすでに原稿執筆は一応完了していますが、誤字脱字などのチェックから行いたいと思います。

　そして、ル－ニアの自費出版が終わったら、今度は説教の執筆に入りたいと思います。これまで主に教義学・組織神学の執筆・出版をしてきましたが、わたしのホームページは「佐々木稔　キリスト教全集　説教と神学」なので、これからは説教の執筆を行いたいと思っています。そのために、聖書学の論文を読んで準備をしたいと思い、今、マタイ・マルコ・ルカによる福音書についてのフランス語の文献を楽しく読んでいます。以前にも、パウロ書簡についてのフランス語の文献を読んで「岡山便り」（２０２０年：第１３５号）において紹介しましたが、今回も適切なときに紹介したいと思います。またラテン語のスキル・アップのため毎日ラテン語の聖書を読んでいます。わたしの人生は挑戦と努力の人生です。

　寒さの中にも、暖かい日があり、春の到来を感じさせます。

　　　　　　（次回「岡山便り」は4月５日更新予定）

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