「２０２４年、スタート」

　２０２４年がスタートしましたが、実は、わたしは１２月３０日に大腸炎になり、１月３日まで入院しました。でももう完全に回復しました。入院した病院の窓からきれいな初日の出を見ました。もちろん、拝んだりはしませんが、山の背後から少しづづ光が差して明るくなり、やがて太陽が顔を少し出し、次第にまばゆい光を発して上っていくのです。とても荘厳で、とてもきれいでした。１月１日から３日まで３回見ました。

　そのとき、変貌山の出来事を思い出しました。マタイ１６：２に「イエスの姿が彼らの目の前で変わり、顔は太陽のように輝き、服は光のように白くなった」とあり、イエスさまの顔がそのとき、太陽のように輝いたのですが、それは十字架の死によって救いの道を開いた後で、イエスさまが受ける栄光を表わす表現です。その場にいてペトロ、ヤコブ、ヨハネは、太陽のようにまばゆく輝いたイエスさまの顔を見て、本当に驚き、驚愕したことでしょう。そして、生涯、忘れることはなかったでしょう。

　また入院して教えられたことは、食事がしっかりしていたことです。朝食、中昼食、夕食がとてもおいしく、しかも見るからに栄養のバランスが取れていることです。もちろん、プロのやることですし、さらに病院ですから、カロリー計算なども十分なされているはずです。それに比べると、家内が召されてからは、自分が作って食べてきた食事は如何に貧弱であったかを思わせられました。自分の好きなもの、作れるもの中心の偏った食事であることを思い、これではいけないと強く感じましたので、食事の改善を今年の目標の１つにしたいと考えています。

　大腸炎も完全に回復しましたので、またホームページ上での執筆を再開したいと思います。「H.バーフィンク：改革派教義学第３巻：キリストの人格とみわざ−オランダ語原書による紹介と解説−」は、翻訳はあと２頁で終わり、その後、解説の執筆に移りますが、本書のタイトルは、「H.バーフィンク：改革派教義学第３巻：恵みの契約とキリストの人格−オランダ語原書による紹介と解説−」に変わるだろうと思っています。

　世界の情勢を見れば、ロシアによるウクライナ侵攻が続き、ガザの紛争が続いています。ガザの子供たちが血を流して泣き叫んでいるのを、ニュースで見ると胸が痛みます。平和が一日も早く来ますように祈るものです。また能登の地震や飛行機事故などが起きていますが、被災者の方々に助けがありますように祈るものです。

　こうして、２０２４年がスタートしましたが、わたしは、自分に与えられている使命を、今年も果していきたいと思っています。

 　　　　　　　　　　　　　（次回「岡山便り」は、２月５日に更新予定）